世界旅行 [Travel]
はぁちゅうさんが現在世界一周旅行をしているようです。
http://blog.goo.ne.jp/ha-chu
ブログのタイトルの中に「タダで世界一周旅行」とかいていますが、これは企業に今回の旅行の企画のプレゼンをして、
旅行会社などに協賛企業を募り、企業から援助してもらう変わりに、帰国してから何らかの形でフィードバックしていくという壮大な企画です。
残念ながら完全にタダで旅行は出来てはいないようですが、それでも世界一周旅行は何分予想不可能な事態が起こりうるので、けっこう協賛してもらっていてよかったのではないでしょうか。
このブログの中で読み応えがある部分は、旅行の長文でしょうか。
旅行に行く前に抱いていたその国のイメージと、行った後で感じた文化の違いだけではなく、
内面の部分も見えてきます。
自分も去年、卒業旅行でフランス、ベルギー、オランダと1人で旅行をした時に日記をつけていました。
日本にいると、ほぼ100%が日本人なわけで日本人とはどういうことなのか?なんて考えませんが、
外国に行くと、完璧にマイノリティーになるので、日本人であることについて否が応でも考えるわけです。
そして、海外の文化に触れて、日本が欠落していく部分なんかが分かってくる。
しかし、だんだん日本人である事に疲れてきて、その国にいるときには、その国の国民になりすます感じで
生活するようにていくと、肩が凝らずにすごすことができました。
ちなみに、向こうに住んでいる人からすると、日本では大部分が日本人だから、外国人なんかを見ると、少し距離を置いてしまう人も多いけれど、卒業旅行で訪れた国なんかは全くそんなことはなかった。
元々ヨーロッパは陸続きだし、肌の色なんてほとんど関係ないのです。
自分の話になってしまいましたが、はぁちゅうさんの旅行は全行程の半分ほどで、日本に帰ってくるまでまだ後1ヶ月ほどの時間がありますので、興味がある方は見てみると、色々な生の情報が得られて面白いと思います。
http://blog.goo.ne.jp/ha-chu
ブログのタイトルの中に「タダで世界一周旅行」とかいていますが、これは企業に今回の旅行の企画のプレゼンをして、
旅行会社などに協賛企業を募り、企業から援助してもらう変わりに、帰国してから何らかの形でフィードバックしていくという壮大な企画です。
残念ながら完全にタダで旅行は出来てはいないようですが、それでも世界一周旅行は何分予想不可能な事態が起こりうるので、けっこう協賛してもらっていてよかったのではないでしょうか。
このブログの中で読み応えがある部分は、旅行の長文でしょうか。
旅行に行く前に抱いていたその国のイメージと、行った後で感じた文化の違いだけではなく、
内面の部分も見えてきます。
自分も去年、卒業旅行でフランス、ベルギー、オランダと1人で旅行をした時に日記をつけていました。
日本にいると、ほぼ100%が日本人なわけで日本人とはどういうことなのか?なんて考えませんが、
外国に行くと、完璧にマイノリティーになるので、日本人であることについて否が応でも考えるわけです。
そして、海外の文化に触れて、日本が欠落していく部分なんかが分かってくる。
しかし、だんだん日本人である事に疲れてきて、その国にいるときには、その国の国民になりすます感じで
生活するようにていくと、肩が凝らずにすごすことができました。
ちなみに、向こうに住んでいる人からすると、日本では大部分が日本人だから、外国人なんかを見ると、少し距離を置いてしまう人も多いけれど、卒業旅行で訪れた国なんかは全くそんなことはなかった。
元々ヨーロッパは陸続きだし、肌の色なんてほとんど関係ないのです。
自分の話になってしまいましたが、はぁちゅうさんの旅行は全行程の半分ほどで、日本に帰ってくるまでまだ後1ヶ月ほどの時間がありますので、興味がある方は見てみると、色々な生の情報が得られて面白いと思います。
タグ:旅行
北京旅行3日目2/2 [Travel]
宿に帰って、晩飯とシャワーを浴びて鳥の巣に向かう。
昨日は大雨だったが、今日は快晴だったので乗り換えの駅の入口もさほど混んでいない。
しかし、昨日乗り換えの列車でセキュリティーを通過するのに時間がかかるのを見ていたので、歩いて鳥の巣まで行くことにした。
始めはタクシーを止めたのだが、またしても方向が違うのか、直ぐ近くだからなのか分からないが、無理だといわれた。ここら辺が駄目なんだよなぁ、日本とは。
鳥の巣が見えているので直ぐつくだろうと思ったが中々つかない。結局1時間近くかかってしまった。
と、いうのも、鳥の巣の目の前に車がびゅんびゅんとおっているから何処を通ればいいのか分からない。
そこで、ボランティアの人に聞いてみると、1kmほど先にある歩道橋を渡って行かなくてはならないらしい。そこでまた時間をロスしてしまう。
ようやく会場に着いたのが18時10分ころ。しかし、まだセキュリティーの準備が整っていないようで、会場には入れない。
仕方なくそこで待っていると、ようやく18時30分ほどになって入場が始まる。
セキュリティーチェックはバレーボールの時と同じように行われた。
ようやく鳥の巣の目の前に来たのが19時10分位だった。これは予想外。
しかし、自分は競技がメインではなく、鳥の巣の建築を見に来たわけである。
とりあえず席に着こう。
ということで、会場の中に入る。会場の内部は分かりやすく、自分がどの席なのかはボランティアの方が誘導してくれた。
とりあえず、第一印象は、「人がゴミのようだ」 by ムスカ
である。座っている席からはほとんど全ての観客が見渡せるようになっていた。観客席の設計はアラップがやったそうだが、さすがである。
(ちなみにアラップは鳥の巣の構造計算やCCTVの構造計算のところにもでてくる)
自分の席からは、陸上競技をしている人が米粒くらいにしか見えなかったが
それでも、200mの予選などを見ると、早いなぁ~ということがわかる。
また、鳥の巣の中では同時に幾つもの競技を行っているために、どこをみればいいのだ?と少々困惑してしまうこともあった。
とりあえず、競技は10時くらいまで見て、それからは鳥の巣の内部を撮ったり、水立方を撮ったりと写真を撮るのに明け暮れた。
鳥の巣の外はゆったりとした音楽が流れ、人々は思い思いにオリンピックを楽しんでいるようであった。
http://jp.youtube.com/watch?v=iV9Ey51ipEg
時折、鳥の巣の中から沸きあがる歓声を聞きながら、自分もここまで来たのだなぁとしみじみ思った。
できることならば、もう少しこの場所でオリンピックの雰囲気を楽しみたいと思っていたが、明日のフライトは8:55分発であり、寝過ごしたら一巻の終わりだということで、11時頃に鳥の巣を後にする。
そしてまた駅まで5kmくらい歩く。
宿に着いて、ベッドに倒れこんで明日の朝荷物を片付けようと思ったが、
さすがに明日の朝になって急ぐのは嫌だと思い、大部分を片付ける。
そして、寝ようと思っていたところにCCTVのEnglishチャンネルでH&deM のインタビューが始まり、一気に目が覚めてしまう。
http://www.cctv.com/program/e_dialogue/20080816/101698.shtml
それを1時くらいまで見て、なんだかんだで2時になり、6時に目を覚まし、6時半には宿を出てフライトの1時間前に空港に着くものの、フライトのターミナルが別の場所になり、移動に時間をとられて、みやげ物を見るまでも無く搭乗をそそくさと済ませ、 日本に帰ってきた。
成田は雨だった。
成田エクスプレスで新宿まで行く。荷物を引っ張って、駅に降り立つ。
日本の空気を感じる。
第一印象。
何この蒸し暑さ。 そして、この人の多さ。 日本は人口密度多すぎ。
中国は人口が多いけれど、その分面積も広いわけで、北京で一番混んでいた電車の中も、日本の朝の通勤ラッシュよりはすいていたのです。
というわけで、旅行記はひとまずこれで終わり。また時間があれば国民性の違いなどの総括を書こうと思います。
今回北京に行くきっかけとなった本
昨日は大雨だったが、今日は快晴だったので乗り換えの駅の入口もさほど混んでいない。
しかし、昨日乗り換えの列車でセキュリティーを通過するのに時間がかかるのを見ていたので、歩いて鳥の巣まで行くことにした。
始めはタクシーを止めたのだが、またしても方向が違うのか、直ぐ近くだからなのか分からないが、無理だといわれた。ここら辺が駄目なんだよなぁ、日本とは。
鳥の巣が見えているので直ぐつくだろうと思ったが中々つかない。結局1時間近くかかってしまった。
と、いうのも、鳥の巣の目の前に車がびゅんびゅんとおっているから何処を通ればいいのか分からない。
そこで、ボランティアの人に聞いてみると、1kmほど先にある歩道橋を渡って行かなくてはならないらしい。そこでまた時間をロスしてしまう。
ようやく会場に着いたのが18時10分ころ。しかし、まだセキュリティーの準備が整っていないようで、会場には入れない。
仕方なくそこで待っていると、ようやく18時30分ほどになって入場が始まる。
セキュリティーチェックはバレーボールの時と同じように行われた。
ようやく鳥の巣の目の前に来たのが19時10分位だった。これは予想外。
しかし、自分は競技がメインではなく、鳥の巣の建築を見に来たわけである。
とりあえず席に着こう。
ということで、会場の中に入る。会場の内部は分かりやすく、自分がどの席なのかはボランティアの方が誘導してくれた。
とりあえず、第一印象は、「人がゴミのようだ」 by ムスカ
である。座っている席からはほとんど全ての観客が見渡せるようになっていた。観客席の設計はアラップがやったそうだが、さすがである。
(ちなみにアラップは鳥の巣の構造計算やCCTVの構造計算のところにもでてくる)
自分の席からは、陸上競技をしている人が米粒くらいにしか見えなかったが
それでも、200mの予選などを見ると、早いなぁ~ということがわかる。
また、鳥の巣の中では同時に幾つもの競技を行っているために、どこをみればいいのだ?と少々困惑してしまうこともあった。
とりあえず、競技は10時くらいまで見て、それからは鳥の巣の内部を撮ったり、水立方を撮ったりと写真を撮るのに明け暮れた。
鳥の巣の外はゆったりとした音楽が流れ、人々は思い思いにオリンピックを楽しんでいるようであった。
http://jp.youtube.com/watch?v=iV9Ey51ipEg
時折、鳥の巣の中から沸きあがる歓声を聞きながら、自分もここまで来たのだなぁとしみじみ思った。
できることならば、もう少しこの場所でオリンピックの雰囲気を楽しみたいと思っていたが、明日のフライトは8:55分発であり、寝過ごしたら一巻の終わりだということで、11時頃に鳥の巣を後にする。
そしてまた駅まで5kmくらい歩く。
宿に着いて、ベッドに倒れこんで明日の朝荷物を片付けようと思ったが、
さすがに明日の朝になって急ぐのは嫌だと思い、大部分を片付ける。
そして、寝ようと思っていたところにCCTVのEnglishチャンネルでH&deM のインタビューが始まり、一気に目が覚めてしまう。
http://www.cctv.com/program/e_dialogue/20080816/101698.shtml
それを1時くらいまで見て、なんだかんだで2時になり、6時に目を覚まし、6時半には宿を出てフライトの1時間前に空港に着くものの、フライトのターミナルが別の場所になり、移動に時間をとられて、みやげ物を見るまでも無く搭乗をそそくさと済ませ、 日本に帰ってきた。
成田は雨だった。
成田エクスプレスで新宿まで行く。荷物を引っ張って、駅に降り立つ。
日本の空気を感じる。
第一印象。
何この蒸し暑さ。 そして、この人の多さ。 日本は人口密度多すぎ。
中国は人口が多いけれど、その分面積も広いわけで、北京で一番混んでいた電車の中も、日本の朝の通勤ラッシュよりはすいていたのです。
というわけで、旅行記はひとまずこれで終わり。また時間があれば国民性の違いなどの総括を書こうと思います。
今回北京に行くきっかけとなった本
a+u (エー・アンド・ユー) 2008年 07月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: エー・アンド・ユー
- 発売日: 2008/06/27
- メディア: 雑誌
北京旅行3日目1/2 [Travel]
8月16日(3日目)
その天気は昨日とうってかわって快晴だった。今日は19時から鳥の巣で陸上競技があるので、遅くても18時には鳥の巣についてなくてはならない。
午前中に故宮博物館か、それとも昨日見れなかったSOHO地区の建物に行こうか迷ったのだが、ここは古の建物に触れるために故宮博物館に行くことにした。
故宮博物館は最寄り駅から地下鉄一本でいくことができる。
駅の出口を出て地上に出ると、日がさんさんと差しており、暑い一日になりそうな雰囲気だった。
故宮博物館は朝の6時から開園しているので、周囲には既に博物館へ向かう人でにぎわっていた。
中国随一の観光名所ということもあり、まわりもみても様々な国の人がこの博物館を訪れていた。
早速中に入る。入場料は40元でガイダンス案内が60元(日本語もあります)だったので100元はらう。
その後、別の場所でガイダンスのイヤホンと、オーディオ兼現在位置が分かるプレート状のものを貰い、中に入る。
トンネルの中を抜けると、そこはTVなどでよく見る、あの光景が広がっていた。
ガイダンスは高性能で、建物の上に無線があるらしく、ある建物に近づいたら自動的にその建物の案内が流れるようになっていた。
また、自分が現在どの位置にいるかをパレット上で赤のLEDが点滅してわかる
ようになっていた。さらに、自分がまだ行っていない場所は赤いLEDがついており、一度その場所にいって案内が流れると、LEDが消えるので、非常に分かりやすい。
しかし、そうでもしないと迷子になってしまうくらい馬鹿でかいのです。
広さは東西760mで南北960mあり、そこに建物があるので一日では回れません。さらっと回るのならば最低2日は必要でしょう。
結局10時から16時くらいまで故宮にいて、写真を250枚くらい撮る。
アルバムはこちら。
http://www.flickr.com/photos/scholead/sets/72157606919881796/
昔の歴史の授業などで習った、歴史的な出来事はこんなところで起きていたのだなぁとしみじみ。
中国の歴史を勉強した人は知っていると思うけれども、宮廷内では「出る杭は打たれる」ことが多く、たとえ才能があっても、上の人から反感を買うと殺されることが良くありました。
有名なのは「珍妃の井戸」詳しくは下から
http://yichintang.hmc6.net/romance/romance.kouchotei.html
中国の歴史上の人物の中で有名な独裁者といえば西太后ですが、彼女にまつわるエピソードなども紹介されていました。
印象的なエピソードは、毎日違った靴を履き、一度履いたら二度と履かないので、靴職人を大量に雇っていたというもの。ちなみに靴は一人の靴職人でも7日はかかるらしい。どんだけわがままなんだよ!
そんな贅沢な暮らしの中で職人達に作らせた豪勢な作品を見ることができた。
ひたすら歩き回っているので、かなり体力を消耗してしまう。そのため、日陰で休んでいる人も多かった。
故宮の中にはお土産や軽食、アイスなども売っている。
ちなみにアイスは3元で自分が食べたのはモモのアイスだった。美味い。
土産屋で買ったのはCHINA International Pressという出版社が出している
中国のデザインについて書かれている本2冊。パラパラ見て内容的にも面白そうだったし、英語で書かれているので買いました。まだ読んでないけれど・・・
水なんかも売ってるのですが、中国で流通しているミネラルウォーターは500mlで5元なのに、EVIANは12元でした。12元というと180円以上するから、日本よりも高いのよね。
そんなこんなで、鳥の巣に行かなくてはならないので、名残惜しいところでしたが16時くらいで故宮を去り、宿に一度引き上げたのでした。
その天気は昨日とうってかわって快晴だった。今日は19時から鳥の巣で陸上競技があるので、遅くても18時には鳥の巣についてなくてはならない。
午前中に故宮博物館か、それとも昨日見れなかったSOHO地区の建物に行こうか迷ったのだが、ここは古の建物に触れるために故宮博物館に行くことにした。
故宮博物館は最寄り駅から地下鉄一本でいくことができる。
駅の出口を出て地上に出ると、日がさんさんと差しており、暑い一日になりそうな雰囲気だった。
故宮博物館は朝の6時から開園しているので、周囲には既に博物館へ向かう人でにぎわっていた。
中国随一の観光名所ということもあり、まわりもみても様々な国の人がこの博物館を訪れていた。
早速中に入る。入場料は40元でガイダンス案内が60元(日本語もあります)だったので100元はらう。
その後、別の場所でガイダンスのイヤホンと、オーディオ兼現在位置が分かるプレート状のものを貰い、中に入る。
トンネルの中を抜けると、そこはTVなどでよく見る、あの光景が広がっていた。
ガイダンスは高性能で、建物の上に無線があるらしく、ある建物に近づいたら自動的にその建物の案内が流れるようになっていた。
また、自分が現在どの位置にいるかをパレット上で赤のLEDが点滅してわかる
ようになっていた。さらに、自分がまだ行っていない場所は赤いLEDがついており、一度その場所にいって案内が流れると、LEDが消えるので、非常に分かりやすい。
しかし、そうでもしないと迷子になってしまうくらい馬鹿でかいのです。
広さは東西760mで南北960mあり、そこに建物があるので一日では回れません。さらっと回るのならば最低2日は必要でしょう。
結局10時から16時くらいまで故宮にいて、写真を250枚くらい撮る。
アルバムはこちら。
http://www.flickr.com/photos/scholead/sets/72157606919881796/
昔の歴史の授業などで習った、歴史的な出来事はこんなところで起きていたのだなぁとしみじみ。
中国の歴史を勉強した人は知っていると思うけれども、宮廷内では「出る杭は打たれる」ことが多く、たとえ才能があっても、上の人から反感を買うと殺されることが良くありました。
有名なのは「珍妃の井戸」詳しくは下から
http://yichintang.hmc6.net/romance/romance.kouchotei.html
中国の歴史上の人物の中で有名な独裁者といえば西太后ですが、彼女にまつわるエピソードなども紹介されていました。
印象的なエピソードは、毎日違った靴を履き、一度履いたら二度と履かないので、靴職人を大量に雇っていたというもの。ちなみに靴は一人の靴職人でも7日はかかるらしい。どんだけわがままなんだよ!
そんな贅沢な暮らしの中で職人達に作らせた豪勢な作品を見ることができた。
ひたすら歩き回っているので、かなり体力を消耗してしまう。そのため、日陰で休んでいる人も多かった。
故宮の中にはお土産や軽食、アイスなども売っている。
ちなみにアイスは3元で自分が食べたのはモモのアイスだった。美味い。
土産屋で買ったのはCHINA International Pressという出版社が出している
中国のデザインについて書かれている本2冊。パラパラ見て内容的にも面白そうだったし、英語で書かれているので買いました。まだ読んでないけれど・・・
水なんかも売ってるのですが、中国で流通しているミネラルウォーターは500mlで5元なのに、EVIANは12元でした。12元というと180円以上するから、日本よりも高いのよね。
そんなこんなで、鳥の巣に行かなくてはならないので、名残惜しいところでしたが16時くらいで故宮を去り、宿に一度引き上げたのでした。
北京旅行2日目2/2 [Travel]
ずいぶんと時間が空いてしまいましたが、二日目後半
一度宿に帰って、日本から持ってきたカレーライスを夕食代わりに食べて、シャワーを浴びて着替えていそいそと出発する。
場所は駅から少し離れているので、タクシーかバスを使わないといけない。
しかし、どちらがの方向かわからない。そこで、近くで休憩していたタクシーの運転手に会場を見せて聞くと、方向を示してくれた。
しかし、私を乗せてくれるようには見えなかった。ちょうどタクシーが止まっていた場所とは進行方向とは反対側だったからだろう。
でも日本だったら、普通に乗せてくれるはずなのに・・・まぁ仕方ない。
バレーボールの会場は駅から約3kmほどまっすぐ行ったところにあるので、
まだ時間も余裕があったので、歩いていくことにした。
約30分ほど歩いてようやくついた。日本対中国ということで、会場の周りは中国人でごった返していた。一応20時から行われる試合で、一試合目が日本対中国で、二試合目がアメリカ対ブルガリアです。一つのチケットで2試合見られます。おそらく、大半の中国人は一試合目でいなくなってしまうんだろうなと思いながら会場に入りました。
会場の前では先ず
①チケットを機械に当ててICチップを確認
②荷物をX線にかける(このとき、ペットボトルが入っていたら没収、
飴やチョコレートなどの食べ物は毒見をさせられる)
③金属探知機で身体検査
それが終わるとようやく会場の入口に入れる。
ちょっとやりすぎだろうと思ったけれど、仕方ない。
会場に入ると、中々の好位置。しかし、思ったよりコートと観客席の間が離れていた。(20mくらい?)まぁバレーボールなのでボールが飛んできたら危ないですからね。周りを見渡しても、予想通り完全なるアウェイ。果たしてどうなるのか・・・
定刻の8時となり選手が会場に入ってくる。それと同時に会場全体に歓声が響き渡る。
選手の紹介などがされて、いよいよ試合が始まった。
観客のほとんどが中国人であるため、「加油(ジャーヨ)」コールが響き渡る。
一方日本チームがサーブルする時はブーイングが起こる。
第一セットは完全に会場の雰囲気に飲み込まれた日本が、自滅する形でとられてしまう。ミスが多すぎましたね。でも、日本の点の入れ方のほうが上手かったし、実力を出せれば勝てない相手ではないということがわかる。
第二セットは途中まで接戦だったが、またしてもつまらないサーブミスを連発して、中国に与えてしまう。
第三、第四セットはようやく日本が本来の力を見せたようで、ポイントを取る。
周りの中国人も、最初の方は一生懸命応援していたが、点差が開くにつれて、応援の声が小さくなっていった気がした。
そして、2-2で迎えた第5セット。このときは始めからから観客の応援がものすごかった。そして、それにビビッタかのように、日本は負けてしまう。
最後の点が決まった瞬間、会場全体がお祭り騒ぎとなる。
本当は日本に勝って欲しかったが、この熱狂振りを見て、もし日本が勝ったときに変な騒動に巻き込まれくて良かったと思うのであった。
試合が終わり、予想通り、観客は半分以下になった。試合が終わったのが10時と遅いこともあるだろうけれど。
第二試合はアメリカ対ブルガリア。関係ないけど、アメリカを中国では美国とかくようで、「美しい国かよ!」と一人で突っ込んでしまった。
この2つの国の応援団はほとんどいないのではないかと思っていたが、わずかではあるがそれぞれの国の国旗を持って応援に来ていた。ただ、どちらの国の応援も10名程度であったが。。。
この2つの国の試合は、前の試合と比べて全くといっていいほど格が違った。
サーブのミスをしないのはほとんどであるが、しばしばラリーが何回も往復し、決まる。その上手さに自然と拍手が起こる。
前の試合のように、ブーイングが起こるわけでもないので、まったく静かに行われ、純粋に世界のレベルの試合を楽しむことが出来た。
試合が終わったのが12時10分くらい。8割くらいの人が途中で帰ってしまっていた。
会場を出ると、タクシーはそれほど止まっていない上に、試合終了前に会場を出てタクシーに乗ろうとする人が行列を作っている。
これだったら、駅まである他方がいいやと思い、また駅まで歩く。
そして、何とか駅までたどり着いて地下鉄に乗ろうとした。
しかし、ちょうど最終の電車が終わったらしく、係員に呼び止められた。
たしかに、もう1時になりそうだったので、終電なのだろうね。
オリンピックやってるんだからそこはもう少しやっていて欲しいのだけれど。
しかたないので、駅に止まっていたタクシーで帰ることにする。
もう英語は通じないことは分かっていたので、地図でここら辺だという指示を出して、車に乗り込む。
それはタクシーというよりも普通の車だった。しかし、私は直感的に悪い人ではなさそうだという印象を持ったのでその車に乗ることにした。
ちなみに、フランスやベルギーでであった詐欺というのは一番最初にやけになれなれしく握手を求めてくるので、旅行する人は頭の片隅に入れておくのもいいかもしれません。
しばらくすると、運転手がタバコを渡してきた。一瞬「ドラッグか!?」と
思うのであるが、普通に日本でも売っているようなきちんとしたタバコだったので吸うことにした。
普段自分はタバコを吸わないので、日本のタバコがどのようなものかは知らないのだが、このとき吸ったタバコは、日本のものとは違い、香りの良いものであった。
ようやく目的地に着き、金を支払わなくてはならない。(この車にはメーターは無かった)運転手は中国語でわけの分からないことを言っているが分からないので、とりあえず100元出す。しかしまだ足りないので、分からないという顔をすると、20元を見せる。そこで、ようやく後20元なのかと理解して、
20元を出すと、タクシーから降りていいというジェスチャーをしたので、降りた。まぁ深夜なので少々金がかかってしまったが、それでも日本でこの距離は知ったら、まちがいなく3倍入ってただろうからよしとする。
この運転手は運転している時に、途中で何度か窓の外を指をさして何か言っていたが、多分主要なモニュメントのことを言っていたのだろう。
ただし全く分からなかったが。
降りる時も、「ここだぞ」といわんばかりに何度もホテルを指差して何かを言っていた(多分ホテルの名前)
で、前の日記に引き続き、「中国人も悪くないな。」という印象を持つのであった。
一度宿に帰って、日本から持ってきたカレーライスを夕食代わりに食べて、シャワーを浴びて着替えていそいそと出発する。
場所は駅から少し離れているので、タクシーかバスを使わないといけない。
しかし、どちらがの方向かわからない。そこで、近くで休憩していたタクシーの運転手に会場を見せて聞くと、方向を示してくれた。
しかし、私を乗せてくれるようには見えなかった。ちょうどタクシーが止まっていた場所とは進行方向とは反対側だったからだろう。
でも日本だったら、普通に乗せてくれるはずなのに・・・まぁ仕方ない。
バレーボールの会場は駅から約3kmほどまっすぐ行ったところにあるので、
まだ時間も余裕があったので、歩いていくことにした。
約30分ほど歩いてようやくついた。日本対中国ということで、会場の周りは中国人でごった返していた。一応20時から行われる試合で、一試合目が日本対中国で、二試合目がアメリカ対ブルガリアです。一つのチケットで2試合見られます。おそらく、大半の中国人は一試合目でいなくなってしまうんだろうなと思いながら会場に入りました。
会場の前では先ず
①チケットを機械に当ててICチップを確認
②荷物をX線にかける(このとき、ペットボトルが入っていたら没収、
飴やチョコレートなどの食べ物は毒見をさせられる)
③金属探知機で身体検査
それが終わるとようやく会場の入口に入れる。
ちょっとやりすぎだろうと思ったけれど、仕方ない。
会場に入ると、中々の好位置。しかし、思ったよりコートと観客席の間が離れていた。(20mくらい?)まぁバレーボールなのでボールが飛んできたら危ないですからね。周りを見渡しても、予想通り完全なるアウェイ。果たしてどうなるのか・・・
定刻の8時となり選手が会場に入ってくる。それと同時に会場全体に歓声が響き渡る。
選手の紹介などがされて、いよいよ試合が始まった。
観客のほとんどが中国人であるため、「加油(ジャーヨ)」コールが響き渡る。
一方日本チームがサーブルする時はブーイングが起こる。
第一セットは完全に会場の雰囲気に飲み込まれた日本が、自滅する形でとられてしまう。ミスが多すぎましたね。でも、日本の点の入れ方のほうが上手かったし、実力を出せれば勝てない相手ではないということがわかる。
第二セットは途中まで接戦だったが、またしてもつまらないサーブミスを連発して、中国に与えてしまう。
第三、第四セットはようやく日本が本来の力を見せたようで、ポイントを取る。
周りの中国人も、最初の方は一生懸命応援していたが、点差が開くにつれて、応援の声が小さくなっていった気がした。
そして、2-2で迎えた第5セット。このときは始めからから観客の応援がものすごかった。そして、それにビビッタかのように、日本は負けてしまう。
最後の点が決まった瞬間、会場全体がお祭り騒ぎとなる。
本当は日本に勝って欲しかったが、この熱狂振りを見て、もし日本が勝ったときに変な騒動に巻き込まれくて良かったと思うのであった。
試合が終わり、予想通り、観客は半分以下になった。試合が終わったのが10時と遅いこともあるだろうけれど。
第二試合はアメリカ対ブルガリア。関係ないけど、アメリカを中国では美国とかくようで、「美しい国かよ!」と一人で突っ込んでしまった。
この2つの国の応援団はほとんどいないのではないかと思っていたが、わずかではあるがそれぞれの国の国旗を持って応援に来ていた。ただ、どちらの国の応援も10名程度であったが。。。
この2つの国の試合は、前の試合と比べて全くといっていいほど格が違った。
サーブのミスをしないのはほとんどであるが、しばしばラリーが何回も往復し、決まる。その上手さに自然と拍手が起こる。
前の試合のように、ブーイングが起こるわけでもないので、まったく静かに行われ、純粋に世界のレベルの試合を楽しむことが出来た。
試合が終わったのが12時10分くらい。8割くらいの人が途中で帰ってしまっていた。
会場を出ると、タクシーはそれほど止まっていない上に、試合終了前に会場を出てタクシーに乗ろうとする人が行列を作っている。
これだったら、駅まである他方がいいやと思い、また駅まで歩く。
そして、何とか駅までたどり着いて地下鉄に乗ろうとした。
しかし、ちょうど最終の電車が終わったらしく、係員に呼び止められた。
たしかに、もう1時になりそうだったので、終電なのだろうね。
オリンピックやってるんだからそこはもう少しやっていて欲しいのだけれど。
しかたないので、駅に止まっていたタクシーで帰ることにする。
もう英語は通じないことは分かっていたので、地図でここら辺だという指示を出して、車に乗り込む。
それはタクシーというよりも普通の車だった。しかし、私は直感的に悪い人ではなさそうだという印象を持ったのでその車に乗ることにした。
ちなみに、フランスやベルギーでであった詐欺というのは一番最初にやけになれなれしく握手を求めてくるので、旅行する人は頭の片隅に入れておくのもいいかもしれません。
しばらくすると、運転手がタバコを渡してきた。一瞬「ドラッグか!?」と
思うのであるが、普通に日本でも売っているようなきちんとしたタバコだったので吸うことにした。
普段自分はタバコを吸わないので、日本のタバコがどのようなものかは知らないのだが、このとき吸ったタバコは、日本のものとは違い、香りの良いものであった。
ようやく目的地に着き、金を支払わなくてはならない。(この車にはメーターは無かった)運転手は中国語でわけの分からないことを言っているが分からないので、とりあえず100元出す。しかしまだ足りないので、分からないという顔をすると、20元を見せる。そこで、ようやく後20元なのかと理解して、
20元を出すと、タクシーから降りていいというジェスチャーをしたので、降りた。まぁ深夜なので少々金がかかってしまったが、それでも日本でこの距離は知ったら、まちがいなく3倍入ってただろうからよしとする。
この運転手は運転している時に、途中で何度か窓の外を指をさして何か言っていたが、多分主要なモニュメントのことを言っていたのだろう。
ただし全く分からなかったが。
降りる時も、「ここだぞ」といわんばかりに何度もホテルを指差して何かを言っていた(多分ホテルの名前)
で、前の日記に引き続き、「中国人も悪くないな。」という印象を持つのであった。
北京旅行二日目(CCTV とか~バレーボール観戦前まで) 1/2 [Travel]
8月14日
9時頃にホテルをでる。今日は20時から日本対中国のバレーボールの試合があるので、一時間前には会場にいなくてはならない。
とりあえず、レム・コールハースのCCTVを見に行くことにする。
目的の駅について出口にでると、右側に建物が見えてくる。周りには寸胴のビルばかりなので、わかりやすい。
それにしても日本でもテレビ局は金があまっているせいか、ユニークなつくりをしている。
建物のすぐ近くまでいくと、その大きさに圧倒されるのだが、いかんせん工事中で建物の周りを覆われていて全体が見えない。仕方ないので柵の周りを歩いて、全貌がみえる所を見つけることにする。周りを歩いて20分位してようやく、工事の車が出入りしてるところを見つけて、写真を撮る。が、その全貌を見ることはできなかった。
それにしてもあの空間だけが周りとは異質になっているのは明らかだった。
とりあえず次の目的地へと移動した。次はSOHO地区である。
SOHO地区の雰囲気は日本で言う汐留みたいな感じのオフィス街であった。
オリンピック期間で、夏休み中であるためだろうか、かなり閑散としていた。
しばらく歩くと、北京市内でもっとも高いとされる貿易センタービルが見えてくる。
しかし、見た目にはただののっぽビルなので、遠くから見たら、どれが貿易センタービルなのかは分からなくなる。
一方、CCTVは故宮からでも分かりやすい(ちょうど、一番右の人の頭の上にある)
そうこうしているうちに、昼になったので移動する。目的地は観光ガイドにな載っているお店だった。地下鉄を出て目的地に着いた・・・しかし、目的の店が無い!ということで、つぶれたようである。
しかたないので、セブンイレブンで昼食を買う。セブンイレブンはかなりの盛況で、ひっきりなしに人が出入りしていた。というのも、ちょうど昼休みなので、オフィスの人たちが昼食を買いに来ていたようである。
中国のセブンイレブンは、日本とかわらない感じの品揃えであったが、やはり物価が安いために、おにぎりは2.5元(40円弱)で、500mlのペットボトルも3.5元程度であった。また、セブンイレブンの中では出来立ての惣菜なども売っており、そこにかなりの行列が出来ていた。私も並びたかったが、いかんせん中国語は話せないので、諦めた。
丁度雑誌の棚にインテリア系の雑誌があったので買う。日本だったら1500円位しそうなものが20元と1/5なのはさすが。後で中を見ると吉岡徳仁の記事が特集されていた。しかし、中国語なので全く読めない。
昼食を買って、外で食べようと思っていたところ、雨が降ってきた。元々雨が降りそうな雰囲気だったのだが、かなりの強い雨で、夕立に近い感じがした。なので、しばらくそこで足止めを食らった。
雨が小雨になったので、近くに見えていたワンダ・プラザに行く。
左側はホテルやオフィスになっていて、一般人は入れないが、右側はブティックになっている。
せっかくなので入ってみた。
中々良い。写真が撮れないのが残念だが。
照明がおしゃれだった。個人的には伊勢丹新宿店よりも良いと思った。
で、エレベーターに乗って男物の服なんかが売っているフロアについてぐるっとあるいていると、あまり客が来ていないようだ。
閑散としている。
店員の中には普通におしゃべりをしている人もいた。
そんな中、一人の店員が声をかけてくる。もちろん何を言っているのかわからないので、素通りするが、しつこいので付き合うことにする。
しかし、相変わらず何を言っているのかわからない。困った顔をすると(英語で私は日本人ですといってもお構いなしに中国語で話しかけてくる)と、文字を書き始める。それでようやく、「お前は韓国人か?」ときいているのがわかった。どうやら私は韓国人の顔に見えるらしい。私は日本人だといった。英語で。ジャパニーズは分からなくても、JAPANという言葉は分かるらしい。
中国人に混じって地下鉄に乗っていると、日本人と中国人の違いなど全く分からなくなってしまう。中国に行くまでは大体こういう顔の人が多いのだろうなと思っていくのだけれども、実際行ってみると本当に分からない。やはり同じアジア系の人種なのだと再確認した。
ちなみに、以前ベルギーのGentでタクシーに乗ったとき、運転手のおじさんが私のことを日本人だと直ぐに見破った。彼の奥さんは中国人で、中国人と日本人は微妙に違うよねといっていたのだが。たしかに、女性に関しては日本人とは違う気がする。全体的に美人でスタイルが良い人が多い。それが整形によるものなのかはわからないが。
外に出ると、小雨だったので別の建物を見に行こうとするが、歩いていると雷が鳴り出して、また大雨になった。仕方ないので近くにある地下鉄に避難する。
この時は午後2時くらい。
一度鳥の巣でも見てみようかと思い、地下鉄で移動する。鳥の巣に行くには、一度乗換えが必要なために、駅を出なくてはいけない。
外は雨が降っている。しかし私は傘を持っていない。仕方なく、そのまま歩き出した。このときの雨はそこまでひどいわけではなかった。しかし、周りの人は皆傘を持っていたりレインコートを着ていた。
突然声が聞こえて、私は傘の中に入った。オリンピックのボランティアの人だった。彼は中国語で何かを言ったが、私は分からないので、「英語話せますすか?」と聞いたところ、彼は英語で話しかけてきた。(ようやく英語が通じた!)
「競技を見に行くのかい?」
「いや、ちょっと建物を見ようと思って」
「そうか、オリンピックは見ないのかい?」
「今日はバレーボールを見るよ。鳥の巣は明日見るつもりさ」
「そうか。じゃあ君はここでセキュリティーチェックを受けて、僕は向こうに行くから」
「ありがとう」
と、要約するとこんな会話をしたのだけれど、そこで中国人の優しさに触れたわけです。
しかし、鳥の巣周辺はセキュリティーチェックのために並んでいる人が多く、
このままだとバレーボールには間に合わないので、一度宿に帰って、服を着替えてバレーボールを観戦しようという計画を立てた。
ということで、ずいぶん長くなったけれど、二日目の後半はまた明日。
次もまた長くなりそう。
9時頃にホテルをでる。今日は20時から日本対中国のバレーボールの試合があるので、一時間前には会場にいなくてはならない。
とりあえず、レム・コールハースのCCTVを見に行くことにする。
目的の駅について出口にでると、右側に建物が見えてくる。周りには寸胴のビルばかりなので、わかりやすい。
それにしても日本でもテレビ局は金があまっているせいか、ユニークなつくりをしている。
建物のすぐ近くまでいくと、その大きさに圧倒されるのだが、いかんせん工事中で建物の周りを覆われていて全体が見えない。仕方ないので柵の周りを歩いて、全貌がみえる所を見つけることにする。周りを歩いて20分位してようやく、工事の車が出入りしてるところを見つけて、写真を撮る。が、その全貌を見ることはできなかった。
それにしてもあの空間だけが周りとは異質になっているのは明らかだった。
とりあえず次の目的地へと移動した。次はSOHO地区である。
SOHO地区の雰囲気は日本で言う汐留みたいな感じのオフィス街であった。
オリンピック期間で、夏休み中であるためだろうか、かなり閑散としていた。
しばらく歩くと、北京市内でもっとも高いとされる貿易センタービルが見えてくる。
しかし、見た目にはただののっぽビルなので、遠くから見たら、どれが貿易センタービルなのかは分からなくなる。
一方、CCTVは故宮からでも分かりやすい(ちょうど、一番右の人の頭の上にある)
そうこうしているうちに、昼になったので移動する。目的地は観光ガイドにな載っているお店だった。地下鉄を出て目的地に着いた・・・しかし、目的の店が無い!ということで、つぶれたようである。
しかたないので、セブンイレブンで昼食を買う。セブンイレブンはかなりの盛況で、ひっきりなしに人が出入りしていた。というのも、ちょうど昼休みなので、オフィスの人たちが昼食を買いに来ていたようである。
中国のセブンイレブンは、日本とかわらない感じの品揃えであったが、やはり物価が安いために、おにぎりは2.5元(40円弱)で、500mlのペットボトルも3.5元程度であった。また、セブンイレブンの中では出来立ての惣菜なども売っており、そこにかなりの行列が出来ていた。私も並びたかったが、いかんせん中国語は話せないので、諦めた。
丁度雑誌の棚にインテリア系の雑誌があったので買う。日本だったら1500円位しそうなものが20元と1/5なのはさすが。後で中を見ると吉岡徳仁の記事が特集されていた。しかし、中国語なので全く読めない。
昼食を買って、外で食べようと思っていたところ、雨が降ってきた。元々雨が降りそうな雰囲気だったのだが、かなりの強い雨で、夕立に近い感じがした。なので、しばらくそこで足止めを食らった。
雨が小雨になったので、近くに見えていたワンダ・プラザに行く。
左側はホテルやオフィスになっていて、一般人は入れないが、右側はブティックになっている。
せっかくなので入ってみた。
中々良い。写真が撮れないのが残念だが。
照明がおしゃれだった。個人的には伊勢丹新宿店よりも良いと思った。
で、エレベーターに乗って男物の服なんかが売っているフロアについてぐるっとあるいていると、あまり客が来ていないようだ。
閑散としている。
店員の中には普通におしゃべりをしている人もいた。
そんな中、一人の店員が声をかけてくる。もちろん何を言っているのかわからないので、素通りするが、しつこいので付き合うことにする。
しかし、相変わらず何を言っているのかわからない。困った顔をすると(英語で私は日本人ですといってもお構いなしに中国語で話しかけてくる)と、文字を書き始める。それでようやく、「お前は韓国人か?」ときいているのがわかった。どうやら私は韓国人の顔に見えるらしい。私は日本人だといった。英語で。ジャパニーズは分からなくても、JAPANという言葉は分かるらしい。
中国人に混じって地下鉄に乗っていると、日本人と中国人の違いなど全く分からなくなってしまう。中国に行くまでは大体こういう顔の人が多いのだろうなと思っていくのだけれども、実際行ってみると本当に分からない。やはり同じアジア系の人種なのだと再確認した。
ちなみに、以前ベルギーのGentでタクシーに乗ったとき、運転手のおじさんが私のことを日本人だと直ぐに見破った。彼の奥さんは中国人で、中国人と日本人は微妙に違うよねといっていたのだが。たしかに、女性に関しては日本人とは違う気がする。全体的に美人でスタイルが良い人が多い。それが整形によるものなのかはわからないが。
外に出ると、小雨だったので別の建物を見に行こうとするが、歩いていると雷が鳴り出して、また大雨になった。仕方ないので近くにある地下鉄に避難する。
この時は午後2時くらい。
一度鳥の巣でも見てみようかと思い、地下鉄で移動する。鳥の巣に行くには、一度乗換えが必要なために、駅を出なくてはいけない。
外は雨が降っている。しかし私は傘を持っていない。仕方なく、そのまま歩き出した。このときの雨はそこまでひどいわけではなかった。しかし、周りの人は皆傘を持っていたりレインコートを着ていた。
突然声が聞こえて、私は傘の中に入った。オリンピックのボランティアの人だった。彼は中国語で何かを言ったが、私は分からないので、「英語話せますすか?」と聞いたところ、彼は英語で話しかけてきた。(ようやく英語が通じた!)
「競技を見に行くのかい?」
「いや、ちょっと建物を見ようと思って」
「そうか、オリンピックは見ないのかい?」
「今日はバレーボールを見るよ。鳥の巣は明日見るつもりさ」
「そうか。じゃあ君はここでセキュリティーチェックを受けて、僕は向こうに行くから」
「ありがとう」
と、要約するとこんな会話をしたのだけれど、そこで中国人の優しさに触れたわけです。
しかし、鳥の巣周辺はセキュリティーチェックのために並んでいる人が多く、
このままだとバレーボールには間に合わないので、一度宿に帰って、服を着替えてバレーボールを観戦しようという計画を立てた。
ということで、ずいぶん長くなったけれど、二日目の後半はまた明日。
次もまた長くなりそう。
北京旅行記(8月13日出発編) [Travel]
ようやく北京旅行について書いてみます。
北京旅行は8月13~16日までいってきました。実際動けたのは14,15の二日間だけでしたが、色々濃厚な体験をしてきたので、興味のある方はどうぞ。
8月12日・・・準備
前日は坂井直樹さんとSFCの大学院政策・メディア科委員長の金子郁容教授と、山中俊治教授、エクス・デザインのチェアパーソン、脇田玲準教授の対談を聞いて(しかもその内容がかなり良かった)を聞いて終わったのが夜の八時
このとき、全くといっていいほど荷物を整理していなかった。その理由として、一つは3泊4日だから、直ぐできるだろうということと、出発が夜だったので、13日になってもできるだろうということとと、後はコンペの応募が15日締め切りだったので、その作品のデザインに時間がかかったのだった。しかも、一つではなく、5つほどアイデアを描いたので、かなり時間がロスしてしまった。。。
で、とりあえず朝食は日本食を食べようときめて、帰りの途中で色々と買い込んだ。で、何とか荷物も出発までには間に合った。
今回の旅行で一番重要なのはオリンピックではなく、建築を見るということだったので、写真を何枚撮れるかが問題だった。
とりあえず一日500枚を目標にして1000枚は撮ろうと思った。
ちなみに、写真を沢山撮ることで直観力が磨かれると思っております。もちろん、シャッターを押す時は、被写体が良いからとるのであって、何でも撮ればいいということではありません。
成田には1時間前について、少々あせったが、無事飛行機には搭乗できた。
成田を19時に出てそこから3時間で22時だけど、北京は時差が-1時間なので、21時くらいに到着した。
北京の空港からは、シャトルバスを利用した。空港から北京駅まで16元(=240円)と格安。バスの中も結構キレイでビックリ。日本だったらその10倍は取られるだろう。なのに、周りは中国人ばかり。
とりあえず、このときは英語が通じたので、安心する。
21時半頃に出発して約1時間かけて北京駅に到着する。
そして、あまりの広大さにビックリする。
北京は日本と気候がそれほど変わらないようで、かなりむしむししていた。
宿は、北京駅の隣駅だったので、地下鉄で移動する。
地下鉄はどんだけ乗っても2元。素晴らしい。
日本と同じようにICカードが出来ているので、50元で30元(デポジット)+20元でカードを発行してもらう。
北京の地下鉄は、行くまでは汚そうだなという印象だったが、実際中に入ってみると、かなり洗練されている。
で、何とか宿について部屋を確保したのが日が変わる直前だった。
ベッドの上で倒れるように寝てしまった。
北京旅行は8月13~16日までいってきました。実際動けたのは14,15の二日間だけでしたが、色々濃厚な体験をしてきたので、興味のある方はどうぞ。
8月12日・・・準備
前日は坂井直樹さんとSFCの大学院政策・メディア科委員長の金子郁容教授と、山中俊治教授、エクス・デザインのチェアパーソン、脇田玲準教授の対談を聞いて(しかもその内容がかなり良かった)を聞いて終わったのが夜の八時
このとき、全くといっていいほど荷物を整理していなかった。その理由として、一つは3泊4日だから、直ぐできるだろうということと、出発が夜だったので、13日になってもできるだろうということとと、後はコンペの応募が15日締め切りだったので、その作品のデザインに時間がかかったのだった。しかも、一つではなく、5つほどアイデアを描いたので、かなり時間がロスしてしまった。。。
で、とりあえず朝食は日本食を食べようときめて、帰りの途中で色々と買い込んだ。で、何とか荷物も出発までには間に合った。
今回の旅行で一番重要なのはオリンピックではなく、建築を見るということだったので、写真を何枚撮れるかが問題だった。
とりあえず一日500枚を目標にして1000枚は撮ろうと思った。
ちなみに、写真を沢山撮ることで直観力が磨かれると思っております。もちろん、シャッターを押す時は、被写体が良いからとるのであって、何でも撮ればいいということではありません。
成田には1時間前について、少々あせったが、無事飛行機には搭乗できた。
成田を19時に出てそこから3時間で22時だけど、北京は時差が-1時間なので、21時くらいに到着した。
北京の空港からは、シャトルバスを利用した。空港から北京駅まで16元(=240円)と格安。バスの中も結構キレイでビックリ。日本だったらその10倍は取られるだろう。なのに、周りは中国人ばかり。
とりあえず、このときは英語が通じたので、安心する。
21時半頃に出発して約1時間かけて北京駅に到着する。
そして、あまりの広大さにビックリする。
北京は日本と気候がそれほど変わらないようで、かなりむしむししていた。
宿は、北京駅の隣駅だったので、地下鉄で移動する。
地下鉄はどんだけ乗っても2元。素晴らしい。
日本と同じようにICカードが出来ているので、50元で30元(デポジット)+20元でカードを発行してもらう。
北京の地下鉄は、行くまでは汚そうだなという印象だったが、実際中に入ってみると、かなり洗練されている。
で、何とか宿について部屋を確保したのが日が変わる直前だった。
ベッドの上で倒れるように寝てしまった。