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北京旅行2日目2/2 [Travel]

ずいぶんと時間が空いてしまいましたが、二日目後半

一度宿に帰って、日本から持ってきたカレーライスを夕食代わりに食べて、シャワーを浴びて着替えていそいそと出発する。

場所は駅から少し離れているので、タクシーかバスを使わないといけない。
しかし、どちらがの方向かわからない。そこで、近くで休憩していたタクシーの運転手に会場を見せて聞くと、方向を示してくれた。
しかし、私を乗せてくれるようには見えなかった。ちょうどタクシーが止まっていた場所とは進行方向とは反対側だったからだろう。

でも日本だったら、普通に乗せてくれるはずなのに・・・まぁ仕方ない。

バレーボールの会場は駅から約3kmほどまっすぐ行ったところにあるので、
まだ時間も余裕があったので、歩いていくことにした。

約30分ほど歩いてようやくついた。日本対中国ということで、会場の周りは中国人でごった返していた。一応20時から行われる試合で、一試合目が日本対中国で、二試合目がアメリカ対ブルガリアです。一つのチケットで2試合見られます。おそらく、大半の中国人は一試合目でいなくなってしまうんだろうなと思いながら会場に入りました。

会場の前では先ず
①チケットを機械に当ててICチップを確認
②荷物をX線にかける(このとき、ペットボトルが入っていたら没収、
飴やチョコレートなどの食べ物は毒見をさせられる)
③金属探知機で身体検査
それが終わるとようやく会場の入口に入れる。



ちょっとやりすぎだろうと思ったけれど、仕方ない。

会場に入ると、中々の好位置。しかし、思ったよりコートと観客席の間が離れていた。(20mくらい?)まぁバレーボールなのでボールが飛んできたら危ないですからね。周りを見渡しても、予想通り完全なるアウェイ。果たしてどうなるのか・・・

定刻の8時となり選手が会場に入ってくる。それと同時に会場全体に歓声が響き渡る。


選手の紹介などがされて、いよいよ試合が始まった。
観客のほとんどが中国人であるため、「加油(ジャーヨ)」コールが響き渡る。
一方日本チームがサーブルする時はブーイングが起こる。

第一セットは完全に会場の雰囲気に飲み込まれた日本が、自滅する形でとられてしまう。ミスが多すぎましたね。でも、日本の点の入れ方のほうが上手かったし、実力を出せれば勝てない相手ではないということがわかる。

第二セットは途中まで接戦だったが、またしてもつまらないサーブミスを連発して、中国に与えてしまう。

第三、第四セットはようやく日本が本来の力を見せたようで、ポイントを取る。
周りの中国人も、最初の方は一生懸命応援していたが、点差が開くにつれて、応援の声が小さくなっていった気がした。

そして、2-2で迎えた第5セット。このときは始めからから観客の応援がものすごかった。そして、それにビビッタかのように、日本は負けてしまう。

最後の点が決まった瞬間、会場全体がお祭り騒ぎとなる。



本当は日本に勝って欲しかったが、この熱狂振りを見て、もし日本が勝ったときに変な騒動に巻き込まれくて良かったと思うのであった。

試合が終わり、予想通り、観客は半分以下になった。試合が終わったのが10時と遅いこともあるだろうけれど。

第二試合はアメリカ対ブルガリア。関係ないけど、アメリカを中国では美国とかくようで、「美しい国かよ!」と一人で突っ込んでしまった。

この2つの国の応援団はほとんどいないのではないかと思っていたが、わずかではあるがそれぞれの国の国旗を持って応援に来ていた。ただ、どちらの国の応援も10名程度であったが。。。

この2つの国の試合は、前の試合と比べて全くといっていいほど格が違った。

サーブのミスをしないのはほとんどであるが、しばしばラリーが何回も往復し、決まる。その上手さに自然と拍手が起こる。

前の試合のように、ブーイングが起こるわけでもないので、まったく静かに行われ、純粋に世界のレベルの試合を楽しむことが出来た。

試合が終わったのが12時10分くらい。8割くらいの人が途中で帰ってしまっていた。

会場を出ると、タクシーはそれほど止まっていない上に、試合終了前に会場を出てタクシーに乗ろうとする人が行列を作っている。

これだったら、駅まである他方がいいやと思い、また駅まで歩く。

そして、何とか駅までたどり着いて地下鉄に乗ろうとした。

しかし、ちょうど最終の電車が終わったらしく、係員に呼び止められた。
たしかに、もう1時になりそうだったので、終電なのだろうね。
オリンピックやってるんだからそこはもう少しやっていて欲しいのだけれど。

しかたないので、駅に止まっていたタクシーで帰ることにする。

もう英語は通じないことは分かっていたので、地図でここら辺だという指示を出して、車に乗り込む。

それはタクシーというよりも普通の車だった。しかし、私は直感的に悪い人ではなさそうだという印象を持ったのでその車に乗ることにした。

ちなみに、フランスやベルギーでであった詐欺というのは一番最初にやけになれなれしく握手を求めてくるので、旅行する人は頭の片隅に入れておくのもいいかもしれません。

しばらくすると、運転手がタバコを渡してきた。一瞬「ドラッグか!?」と
思うのであるが、普通に日本でも売っているようなきちんとしたタバコだったので吸うことにした。

普段自分はタバコを吸わないので、日本のタバコがどのようなものかは知らないのだが、このとき吸ったタバコは、日本のものとは違い、香りの良いものであった。

ようやく目的地に着き、金を支払わなくてはならない。(この車にはメーターは無かった)運転手は中国語でわけの分からないことを言っているが分からないので、とりあえず100元出す。しかしまだ足りないので、分からないという顔をすると、20元を見せる。そこで、ようやく後20元なのかと理解して、
20元を出すと、タクシーから降りていいというジェスチャーをしたので、降りた。まぁ深夜なので少々金がかかってしまったが、それでも日本でこの距離は知ったら、まちがいなく3倍入ってただろうからよしとする。

この運転手は運転している時に、途中で何度か窓の外を指をさして何か言っていたが、多分主要なモニュメントのことを言っていたのだろう。
ただし全く分からなかったが。

降りる時も、「ここだぞ」といわんばかりに何度もホテルを指差して何かを言っていた(多分ホテルの名前)

で、前の日記に引き続き、「中国人も悪くないな。」という印象を持つのであった。
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