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森本千絵@TopRunner [雑談]

月曜日にTopRunner(ゲスト:森本千絵)を見ました。
http://www.nhk.or.jp/tr/
で、このブログのアクセスが急に伸びていると思ったら、前に書いていたkanzanでの話がアクセス数が多い。
調べてみると、検索サイトで「森本千絵」を検索するとあの記事がやけに前に表示されるのですね。

森本さんについて書いている日記はこちらにも少し触れているので、興味のある方はご覧ください。
http://karipsodance.blog.so-net.ne.jp/2009-01-03

で、肝心の内容ですが、内容としては前のkanzanでのトークショウと重なっている所がいくつかありました。
ハッピーニュースの話とか。

「森本千絵 ハッピーニュース」で検索してこのブログに来ている方もいるようでした。ニュースというと最近は不況のこともあって、暗い話ばかり目に付いてしまいますが、何もニュースは暗いニュースばかりではないですし、明るいニュースだってあるはずなんですよね。だけど、放送する側からすると、インパクトがあるのは(視聴率が取れやすい)のは明るいニュースよりも暗いニュースの方なので、どうしてもそういう話題が増えてしまうのかもしれません。

最近広告批評で「テレビの過去、現在、未来」というテーマでテレビやメディア関係者の方にアンケートしている記事がありました。


広告批評 333号(2009年1月号) (333)

広告批評 333号(2009年1月号) (333)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: マドラ出版
  • 発売日: 2009/01
  • メディア: 単行本



その中でトップランナーの司会をつとめていた箭内道彦さんもアンケートに答えていました。
一部抜粋
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ニュースの見方が分からない
自殺のニュースは自殺を減らすのか
事件のニュースは事件を減らすのか
幸せのニュースは幸せを増やすのか

-略-

そしてもう僕はすでに忘れてしまっている。この前あったひどい事件を
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自殺といえば、去年は混ぜるな危険系のものを混ぜて自殺するニュースがあって、その後に連鎖するように同じような事件が起こりました。この系列のニュースは何もあれが初めてではないですし、過去にも判例があるわけで。
繰り返してはいけないものなのにニュースにしてしまうことで犠牲者を増やしてしまう。

事件の例では、被害者の1人なのに、何故かいかにも加害者のように扱われてしまっている方であったり。

テレビは公共放送ですが、公共ということはどういうことかというと、みんなのものであって、独占されてはいけないわけです。独占とはどういうことかというと、ニュース一つの考え方であったり、番組の編成であったり。番組を作る側からすると視聴率が高いほうがいいからついつい視聴率の取れやすい方向(これまで他の番組で視聴率が取れている内容)で考えてしまうけれど、そうすると何が起こるかというと、何処のチャンネルも同じようなことをやりはじめるわけです。
そうすると、何処のチャンネルも同じようなことをやっていて見る人からすると「つまらない」と言われても仕方がない。

最近ではブルーレイとかでて、きれいな画質で見られるようになりましたけれど、例えばそういうテレビでお笑い番組をみるのは何か違う。別にお笑いを否定するわけではないけれど、キレイな画質で見たいコンテンツが公共放送になければ、ケーブルテレビなどを利用して専門チャンネルでみるわけで、そうするとますます公共であるはずのテレビは見られなくなる。

前に書いた広告批評では森本さんとフジテレビの制作局の方の対談も掲載されていて、森本さん自身も「ハッピーなものよりもネガティブな話題の方が多いのではないか?」という疑問を投げかけていました。それに対して、制作局の方は「テレビにはみんなが100%ハッピーな番組を求めているわけではなく、ある種の毒も必要。」という意見でした。

たしかにそれはそうなんですけれど、最近では一つの悪質なニュースに対して、テレビからの意見が垂れ流される状況(みのもんただったり、小倉だったり、コメンテーターだったり、サンデージャポンだったり)が主流の状況では、ニュースがあまりにも負の方向に行き過ぎるために、それ以外の番組ではハッピーなものを作って欲しいなと思う今日この頃。

クリエイティブディレクターの高松聡さんはこのアンケートにこんなことを書いてました。
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「まだ」何も変わっていない。
視聴者は何も悩んでなんかいない。
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おもしろければ見る。おもしろくなければ、他のおもしろいものを見る。
ただそれだけのことです。

P.S
WEB拍手を左下に設置したので、何かある方はそちらから。


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