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アーツ・アンド・クラフツ展@汐留ミュージアム [ART]

少し前に行って来ました。
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/exhibition/08/081108/index.html

汐留ミュージアムは汐留にあるパナソニックビルの中に入っているむミュージアムです。これの前は村野藤吾展が行われていました。

アーツ・アンド・クラフツ運動は産業革命後に生まれた運動で、大量生産の結果、簡単に物が手に入るようになった反面、粗悪なものが市場に出回ったことに危機感を抱いたウィリアム・モリスが中心となって、手間がかかっても、よいものを作っていこうという運動のことです。

この運動を知ったのは、インテリアの勉強をしているなかで出てきたものだったのだけれど、
今もちょうど、大量消費から地球のことを考えたエコに向かっているので、
このような運動に共感を覚える人も多いのではないでしょうか?
(だだ、なんでもエコエコっていっているわりには、地球全体のことで考えると疑問が出てくるわけですが、
それはここでは追求しないことにする)

モリスの作品で有名なのは、植物をかたどった柄のもので、シンメトリーのものが多い。
また、染料に関しても、人工的なものを使わずに、天然のものを使うことを徹底して取り組んでおこなっていたそうです。

その結果、100年近くたった今でも、モリスのデザインはイギリス人の中で人気が高いのだそうです。
(会場の隣で流れているビデオの情報)

モリスの作品だけではなく、アーツ・アンド・クラフツ時代の装飾品も展示されていますけれど、
陶器や、食器などを見ても、洗練されているなぁと言う感じがします。

で、今回の展示の中で一番気に入ったのが、
アルトゥラス・ヴァン・ブリックルのローレライという作品でした。
アール・ヌーヴォーが好きな私は一目で気に入りました。

建築界の巨匠、フランク・ロイド・ライトの手がけた家具も置かれています。
最近Wikiで巨匠といわれるライトも結構壮絶な人生を歩んでいたのだということをしる。
建築は絵画と違って、作者の感情が直接伝わって来にくいと思うのだけれど、
それでも、物を作り出す人間も感情を持った生き物だから、その時にどのような背景があったのかを考えて建築を見てみるというのも面白いかもしれない。
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