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第1感 [本]

第6感といえば、虫の知らせですが、第1感とはなにかというと、いわゆるfirst impressionということです。具体的に言うと、初めてのことを体験した時に感じる、
「なんかいいな」と思ったり、「何かおかしい」という感じのことをいう。

最近読んだこの本(第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい)

第1感  「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)

  • 作者: M・グラッドウェル
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/02/23
  • メディア: 単行本



は、勝間さんと神田さんがおススメする本

10年後あなたの本棚に残るビジネス書100


を立ち読みした時に、何か面白そうだなと思って買って読んだ本です。

で、内容はというと、どうして第1感が正しいのか?という例を挙げて説明しています。

例えば、ある美術品の真贋をめぐっての第1感が正しかった話だったり、夫婦のやり取りを聞いていて、その夫婦が将来どうなるかを予想する話だったり。

何故、このような第1感を感じることができるのかというと、つまるところ、たくさん経験しているからなのです。

例えば、夫婦のやり取りの場合だと、その予想をした人は、これまで、数多くの夫婦のやり取りのなかで顔の表情がどのように変化しているのかを観察してつぶさに調べて、その結果、数分程度のやり取りを見ているだけで、その夫婦が将来どのようになるかが分かるようになったという。

しかし、私達はそこまで微妙な表情に気がつかない。

例えば、ある人と初対面した時に感じる第一印象

第一印象で良いと判断すると、私達は無意識によいところを探そうとする。
しかし、第一印象が悪いと、いわゆるあら捜しをしてしまう。悪いところばかり目に付いてしまう。これは就活などでよく出てくる話ですが・・・

その他にも、人種によって無意識的に差別をしていることもある。
例えば、黒人は白人よりも能力が低いと考えることだったり。

この本の中では、第一印象がよかったせいで、有能でないアメリカの大統領を選んでしまった例も書かれています。

では、いわゆる第1感(第一印象)の判断の正確性をあげるにはどうすればいいか?

少し前に書いてますが、たくさん経験(観察)することです。

最近出たTCC2008の中にCMプランナーの澤本嘉光さんと棋士の羽生善治さんの対談されていますが、
その中で「経験のない直感は盲目である」という言葉が出てきますが、やはり直観力を高めるには、経験することに勝るものはないということですね。



タグ:第1感
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