池田晶紀×坂本美雨×森本千絵@KAZANあきち [雑談]
写真家の池田晶紀さんの個展「太陽とみどり」のトークショーがあったので行ってきました。
http://www.kanzan.jp/special/index.html
お目当ては池田さんというよりは、森本千絵(アートディレクター)さんだったのですけれども、池田さんや坂本さんのお話も良い話がたくさん聞けたのでとてもよかったです。
この3人はとても仲がよいらしく、今日のトークショーの服装をどうやって決めたかということから始まりました。
森本さんは最近デザインノートという雑誌に「一日も同じコーディネートをしたことがない」というので、どのような服装をしてくるのかと思ったら、草間さんみたいな服装でした。服を緑にしたのは池田さんが緑色が好きだからだそうです。
一方坂本さんは赤でした。これは太陽の赤だそうです。大方の人は知っていると思いますが、坂本さんの父親は坂本龍一、母親は矢野顕子という芸術系一家で育った方です。
印象に残った話をいくつか
●写真について
最近出た広告批評でフィーチャーしている宮崎あおいを撮ったのが篠山紀信ですが、森本さんが篠山氏に
「写真はどうやって撮っているのですか?」とたずねたところ、
「自分は写真家になろうとしてなったわけではなく、被写体に撮らされて、いつの間にか仕事になってしまった。だから、写真を撮ったことは一度もない」
と答えたそうです。やっぱり考え方が違いますね。
ちなみに、自分も写真を撮ることがありますが、シャッターを押すのはピンときた時で、無意識のうちにとっていることが多いです。頭で考えるよりも体が先に動くといった感じでしょうか。
一方坂本さんは職業柄写真を撮られることがよくあるそうですが、現場の雰囲気のちょっとしたことでも写真に全部出てしまうとのことでした。これは感受性の高い坂本さんならではのことだと思いますけれども、写真は正直なので、これまで積み重ねてきた人生や、直前に食べたものまでもちゃんと写真に出てきてしまうそうです。(池田さん曰く)
●goen設立の秘話
森本さんは博報堂から独立して現在goenを設立していますが、それはハッピーニュースhttp://www.readme-press.com/index.htmlという新聞を読んでもらうための新聞広告のディレクションの中のある話からきているそうです。
(ここに書くととても長くなるので省略・・・)
●その他
森本さんと池田さんは坂本さんの雰囲気がとても好きらしく、TCC2008(もうすぐ発売になるそうです)のインタビューで坂本さんが他の3人(サトエリ×谷山雅計×mixi社長)と対談している時に
坂本さんばかり見ていたらしい。
実際坂本さんはとてもきれいな方ですけれど、美人という一言では言えないものを持っている方だと思いました。例えるなら、不用意に触れたら壊れてしまいそうなガラスのような、とても繊細な方だと思いました。直接会話はしてないのでなんともいえないですけれども。。。
それから、坂本さんが「良い作品を見つけると、そのつくり手が気になる」
といってました。
これは自分も当てはまるもので、映画監督で言えば、フェルナンド・メイレレスだったり、バズ・ラーマンだったり、デビッド・フィンチャーだったり。アニメで言うなら畑亜貴だったり山本寛だったり。
挙げつづけるときりがないのですが、どうもmixiのコミュを見る限りでは、作品は好きだけれども、作っている人にまでは興味が行かない人が多いようです。
と、池田さんについては全く触れてませんでしたけれども、
写真はすごくよいので、時間がある方は是非見てください。
場所はKANZAN あきち(仮)
〒107-0052 東京都港区赤坂8-10-34 1F TEL.03-6406-0766 (担当:滝沢) http://www.kanzan.jp
青山一丁目駅(東京メトロ半蔵門線・銀座線/都営地下鉄大江戸線)4番出口より徒歩5分
乃木坂駅(東京メトロ千代田線)3番出口より徒歩6分
10月24日(金) 12:00~19:00<月休>
http://www.kanzan.jp/special/index.html
お目当ては池田さんというよりは、森本千絵(アートディレクター)さんだったのですけれども、池田さんや坂本さんのお話も良い話がたくさん聞けたのでとてもよかったです。
この3人はとても仲がよいらしく、今日のトークショーの服装をどうやって決めたかということから始まりました。
森本さんは最近デザインノートという雑誌に「一日も同じコーディネートをしたことがない」というので、どのような服装をしてくるのかと思ったら、草間さんみたいな服装でした。服を緑にしたのは池田さんが緑色が好きだからだそうです。
一方坂本さんは赤でした。これは太陽の赤だそうです。大方の人は知っていると思いますが、坂本さんの父親は坂本龍一、母親は矢野顕子という芸術系一家で育った方です。
印象に残った話をいくつか
●写真について
最近出た広告批評でフィーチャーしている宮崎あおいを撮ったのが篠山紀信ですが、森本さんが篠山氏に
「写真はどうやって撮っているのですか?」とたずねたところ、
「自分は写真家になろうとしてなったわけではなく、被写体に撮らされて、いつの間にか仕事になってしまった。だから、写真を撮ったことは一度もない」
と答えたそうです。やっぱり考え方が違いますね。
ちなみに、自分も写真を撮ることがありますが、シャッターを押すのはピンときた時で、無意識のうちにとっていることが多いです。頭で考えるよりも体が先に動くといった感じでしょうか。
一方坂本さんは職業柄写真を撮られることがよくあるそうですが、現場の雰囲気のちょっとしたことでも写真に全部出てしまうとのことでした。これは感受性の高い坂本さんならではのことだと思いますけれども、写真は正直なので、これまで積み重ねてきた人生や、直前に食べたものまでもちゃんと写真に出てきてしまうそうです。(池田さん曰く)
●goen設立の秘話
森本さんは博報堂から独立して現在goenを設立していますが、それはハッピーニュースhttp://www.readme-press.com/index.htmlという新聞を読んでもらうための新聞広告のディレクションの中のある話からきているそうです。
(ここに書くととても長くなるので省略・・・)
●その他
森本さんと池田さんは坂本さんの雰囲気がとても好きらしく、TCC2008(もうすぐ発売になるそうです)のインタビューで坂本さんが他の3人(サトエリ×谷山雅計×mixi社長)と対談している時に
坂本さんばかり見ていたらしい。
実際坂本さんはとてもきれいな方ですけれど、美人という一言では言えないものを持っている方だと思いました。例えるなら、不用意に触れたら壊れてしまいそうなガラスのような、とても繊細な方だと思いました。直接会話はしてないのでなんともいえないですけれども。。。
それから、坂本さんが「良い作品を見つけると、そのつくり手が気になる」
といってました。
これは自分も当てはまるもので、映画監督で言えば、フェルナンド・メイレレスだったり、バズ・ラーマンだったり、デビッド・フィンチャーだったり。アニメで言うなら畑亜貴だったり山本寛だったり。
挙げつづけるときりがないのですが、どうもmixiのコミュを見る限りでは、作品は好きだけれども、作っている人にまでは興味が行かない人が多いようです。
と、池田さんについては全く触れてませんでしたけれども、
写真はすごくよいので、時間がある方は是非見てください。
場所はKANZAN あきち(仮)
〒107-0052 東京都港区赤坂8-10-34 1F TEL.03-6406-0766 (担当:滝沢) http://www.kanzan.jp
青山一丁目駅(東京メトロ半蔵門線・銀座線/都営地下鉄大江戸線)4番出口より徒歩5分
乃木坂駅(東京メトロ千代田線)3番出口より徒歩6分
10月24日(金) 12:00~19:00<月休>
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