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フェイク [音楽]

Mr.Childrenのフェイクがリリースされました。「くるみ」からまだ2ヶ月しかたっていないのに新曲が出るなんて、95、6年の時代を思い出してしまいます。

 最近の彼らのシングルはいわゆる優等生的なものが多かったけど、今回の曲は明らかにそれと対を成すものである。前作のアルバムで言うなら「Monster」タイプの曲である。今回は映画の主題歌としてリリースされたのだが、皮肉なことに不二家の事件とあるあるの捏造事件が起こったおかげで、曲に妙な説得力が生まれてしまった。自分はこのシングルを買っていないのだが、Youtubeにアップされているのをダウンロードして聴いている。http://www.youtube.com/watch?v=nkupd7y0Ka0

 今回の曲はこれまでの曲と明らかに違う点がある。それは曲の持つグルーヴ感だと思う。自分は今までミスチルを長く聞いているのだが、今回の曲ほど繰り返して聴いたことがない。それは何故なのかを考えてみると、曲の持つリズムがどうやら自分のつぼに入ったようだ。PVの途中では曲に合わせてパラパラを踊っている女子高生が出てくるのだが、それが妙に上手くはまっているのだ。あえてこの曲に振り付けをつけるのもそれはそれで面白いかもしれない。と感じた瞬間でした。

それはそうと、今回のあるあるの事件で苦情がたくさん来ているようだが、これを見ていると、日本でオレオレ詐欺に騙される人が沢山いるのもうなずけてしまう。

大体、メディアというものは完璧な真実ではない。それは人が間に入っているからである。百聞は一見にしかずという言葉があるけど、自分が直接見たものはそれは正しいのだが、人づてや噂で聞いた話は正しいとは限らない。

例えばある事件が起こったとする。その事件が起こったときに直接現場で見た人はそれを目の当たりにして情報を得るが、その事件を知らない人はメディアを通じて事件を知る。メディアが流すのは情報だが、その時のコメンテーターの無責任な言葉や、そのメディアが載せる一般人のコメントから、いくらでも情報操作は可能なのだ。

特にTVの場合はスポンサーがつかなければその番組はやっていけないわけだから、スポンサーにとって都合の悪い情報は流さないのだ。

TVが全て正しいという時代ではない。今はインターネットを通じてその裏側を垣間見ることも出来るのだ。ということで、何もかも疑ってかかるのも良くないが、信じすぎてもいけない。ある程度の距離を持ってメディアを眺めていけば、メディアの傾向も読めるだろうし、こういう番組に振り回される危険は下がるだろう。

フェイク

フェイク

  • アーティスト: Mr.Children, 桜井和寿
  • 出版社/メーカー: トイズファクトリー
  • 発売日: 2007/01/24
  • メディア: CD


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